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借金・債務整理の用語解説 弁護士 突然届いた督促状!どうすればいいのかわからなくなったときのマニュアル

うっかり支払いを忘れていて家に督促状が届いてしまった、という経験のある人も多いかもしれません。

督促状の封筒には「重要」と記載されていますので、慌てたり戸惑ったりすることもあるでしょう。

督促状が届いても正しく対処すれば、特に問題はありません。
しかしそのまま放置していると、事態が深刻になってしまう恐れがあります。
そこで今回は督促状の説明と、無視し続けたらどうなってしまうのかということについて解説します。

そもそも督促状ってなに?督促状と催告書の違い

督促状とは支払や返済を催促するための手紙のことです。通常は期限内に支払うべき料金などが支払われなかった場合に送られてきます。

債権者が行う最初の通告手段であり、あらためて送られてくる請求書のようなものだと考えてよいでしょう。
文面はビジネス文で書かれており、以前に請求した日付が記載されています。

そして請求金額と支払期限、支払い方法が記載されており、支払用紙が同封されている場合もあります。

最後に行き違いで入金していた場合を配慮する文章と連絡先の電話番号などが記載されています。この督促状を複数回無視していると、「法的手段も検討せざるを得ません」というようにだんだんと文面が厳しくなってきます。

一方で催告書は督促状と同じく支払いや返済を催促するものですが、内容証明郵便で送られてくることが大きな違いです。

内容証明郵便は受け取る際にサインが必要となりますので、債務者側が「そんな書類は届いていない」と主張することができなくなります。
また、内容証明郵便には支払いに関する時効を止める効果があります。

債務者が支払いに応じなければいずれ時効が成立しますが、内容証明郵便を送ることでその時効の期間が半年ほど停止されます。
この催告書には督促状と違って「法的処置をもって請求する」といった強い表現がなされています。
催告書がきた場合には差し押さえなどがいつ行われるか分からない状態なので、必ず対処することが必要です。

お金がなければ放置してもいいの?督促状が届いたときの正しい対処法

督促状が届いた場合にまずやるべきことは、期限内に指定された金額を支払うことです。

督促状が来てもその期限内に支払いをすれば、なんの問題もありません。届いたらすぐに応じるようにしましょう。
しかし、もしそれができないという場合には、記載されている連絡先にその旨を真摯に伝えることが大切です。
そうして対処法を仰げば分割払いや支払期限の猶予といった、なんらかの打開策を提示してもらえる可能性があります。
最もやってはいけないのは、そのまま無視して放置することです。

放置しておくと催告書や最終勧告が何度も届くことになり、いずれは支払い督促や訴訟を起こされることにもなりかねません。
ただし、架空請求のような詐欺で督促状が送られてきた場合には基本的に無視をすることが大切です。
まったく身に覚えがないのであれば、そのまま無視してしまって構いません。

事態はより深刻!?支払督促申立書とは

支払督促申立書とは簡易裁判所を通じて届く督促状であり、支払い命令のことです。

通常の督促状は銀行や貸金業者などでも送付できますが、支払督促申立書は裁判所が送付します。

内容は「未払いの返済金を一括で支払うように」というようなことが書かれています。

支払督促状は裁判所から送られてくる正式な手続きですから、当然法的な効力があります。
一括支払いに同意したくない、あるいは経済上の理由で同意できないという場合には、2週間以内に督促異議申立書を返送しなければなりません。

2週間以内に異議を申し立てないと「仮執行宣言」が付された支払督促がくることになり、それからさらに2週間以内に異議を申し立てないと差押えなどの強制執行を受ける可能性があります。

異議申し立てをせずに放置すると自動的に敗訴になりますが、異議申立書を返送すると敗訴は決定せず、通常の裁判に持ち越されます。

身に覚えがない!それでも放置しちゃいけないの?

支払督促申立書は、裁判所が債権者からの申し立て内容だけを審査して、債務者に金銭の支払いを命ずる一方的な申し立てです。

そのため貸し付けが事実ではない、または間違った内容である支払督促書がくる場合もあります。

特に詐欺の手口が巧妙化し、詐欺グループが裁判所に申し立てることによって、支払督促申立書が届くケースが増えています。
この場合は身に覚えのない督促状の場合とは異なり、そのまま放置してはいけません。

まずは詐欺グループが偽者の裁判所を装っていないかどうかを確認しましょう。
実在する裁判所から送られてきた場合には対処が必要です。

異議申立書は多くの場合、支払督促申立書に同封されています。
そこに債権者の名前と債務者の名前、住所、電話番号などを記入し押印します。

最後に分割払いを希望する場合はそこにチェックを、架空詐欺などで身に覚えのない場合はその他の項目にチェックして「身に覚えがありません。架空詐欺だと思われます」などのように記入して返送しましょう。

督促状が届いても落ち着いて対処すれば大丈夫!

もしも督促状が届いてしまっても、慌てることはありません。

きちんと期限内に請求された金額を支払うか、それが無理な場合には連絡して支払いを再開すれば、そこからさらに問題が深刻化するようなことはないでしょう。

しかし、この督促状を放置していると次第に催告書が送られてくるようになり、最終的には裁判所から支払督促状が送られてくることになります。

支払督促状が送られてくると異議申し立てをしても、その後は裁判になってしまいます。
そのようなことになってしまうことのないよう、早目の対応を心がけることが大切です。

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