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借金・債務整理の漫画コラムギャンブルが原因の借金は自己破産できない?免責手続きのまとめ(漫画付き)

この漫画コラムについて漫画を書いている作家一覧

  1. やしろあずき

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カリッスルくん、消滅してしまいましたね。めちゃめちゃ騙されてた…こわ
カリッスルくんも含め、誰しもが借金したくありませんよね。やむおえない理由で借金しても「借金はこれで最後…」「すぐ返すし!」などと借りた人は考えています。しかし、一度借りてしまうとなかなか引き返せないのが借金です。
借金で首が回らなくなった時の最終手段”自己破産”には法的に決まり事があります。今回は自己破産とはどういうものなのか、また、ギャンブルでの借金でも自己破産できるのか掘り下げていきましょう。

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ギャンブルでの借金(ギャンブル依存症)

人間の脳では幸福や快楽を感じたときに、ドーパミンという物質が分泌されます。褒められたり、仕事や勉強で自分の望んだ成果を達成するとやる気が出るのはそのためです。
ドーパミンはうまく使えばやる気や行動力につながる反面、作用の仕方が悪いとギャンブル依存症のきっかけになってしまうことがあります。
競馬で大穴を当てたり、パチンコで大当たりを経験すると、ドーパミンが大量に分泌され、それが楽しいことであると脳が判断します。その結果、ギャンブルにのめり込んでいきます。
人間は本来「得ること」よりも「失わないこと」に重点を置く生き物で、一度ギャンブルで負けてしまうと、その失ったお金が惜しくてそれを取り戻すためにギャンブルに走ってしまいます。

「たまに」ではなく、「いつも」ギャンブルをしたいと思うようにるので、仕事中であろうと、家にいようとギャンブルに対する欲望は消えることがありません。
そのため、家族や友人、仕事などに対する関心が低くなり、仕事のパフォーマンスが低下したり、人間関係のほつれを起こすことになります。

ギャンブル依存症大国 日本

日本人の成人男性の8.8%(約438万人)、成人女性の1.8%(98万人)、合計4.8%(536万人)がギャンブル依存症ということになります。
つまり、日本にはギャンブル依存症の患者数が極めて高いです。悩んでいるのは1人ではありません。

日本人がギャンブル依存症になりやすい原因としては、パチンコが極めて身近なことが挙げられます。身近なところにギャンブルがあれば、一度は手を出してみたくなるものです。
とあるデータによると、ギャンブル依存症の原因の9割は「パチンコ・パチスロ」なのだとか。(ギャンブル依存症患者は大多数が男性なのは、パチンコ屋に女性が入りにくいためと推測されます)

ギャンブル依存症による借金の金額が膨らんでしまった場合は、債務整理も視野に入れたほうがいいでしょう。借金の金額によっては自己破産も検討したほうがいいでしょう。

ギャンブルで出来た借金!破産は認められるの?

人生を壊す力がギャンブルにはあります…
Q.パチスロ、競馬、競艇などのギャンブルが原因で借金をしてしまっても、自己破産できないって本当ですか?
A.よほどのことがない限りは免責が認められるます。(出来る)しかし、免責不許可事由に該当すると原則として免責されません。

Q.免責不許可事由!?それに該当すると自己破産できないってこと?
A.それが絶対に免責されない訳ではないんです。実際には自己破産手続きをした人の9割以上の人は免責を受けています。

結局、自己破産できるってこと!?

そもそも自己破産手続きの流れって?

自己破産の手続きは簡単ではありません。裁判所に自己破産を申立するには膨大な書類が必要です。
弁護士に依頼すれば、債務者は用意された資料に必要事項を書くだけで済みます。申立に必要な書類が揃ったら、地方裁判所に提出し、自己破産の申立をします。

自己破産の申立をすると、約1ヶ月後に裁判所からの呼び出しがあり、担当裁判官から事情などについて質問されます。これを「破産審尋」といいます。
具体的には「どうして借金をしたのか?」や「なぜ返済できなくなったのか?」など、提出した書類に沿った内容について質問を受けます。
また、東京地方裁判所など一部の裁判所では、「即日面接」制度を採用しています。
これは、弁護士を代理人にしている場合に限って、その日のうちに裁判官と弁護士が面接し、破産手続き開始の決定をするというものです。
この場合、破産審尋はなされないため、本人が裁判所に行く必要がなくなります。

破産審尋から約1週間後、裁判所から「破産手続開始の決定」が通知されます。
この時点ではまだ、借金の支払い義務から解放されているわけではありません。ここから「免責許可の手続き」を経て、ようやく借金から解放されることになります。

このように、免責許可になるか不許可になるかは破産者にとっては凄く気になる点です。
免責不許可になってしまう原因、免責不許可事由とはいったいなんなのでしょうか。

なにそれ!免責不許可事由!?

破産者が負っていた借金について、法律上の支払義務を免除するかどうかを決める手続を、免責手続といいます。この手続で、裁判所が免責許可を出すと借金の支払義務が免除されます。
しかし、借金の理由により、不誠実な破産者であると判断されると免責許可決定がもらえない(免責が許可されない)ことがあります。

このように、免責が許可されなくなってしまう事情のことを「免責不許可事由」といいます。
次のいずれかに該当すると「免責不許可事由」となるため、原則として免責許可が下りないので注意が必要です。


この免責不許可事由に該当した場合、破産者は、全く免責を受けることができないのでしょうか。
安心してください。該当してしまった場合でも破産法第252条第2項に規定されている「裁量免責」によって免責される場合がほとんどです。

えっ?裁量免責って?

免責不許可事由に該当しても、裁判官の裁量により免責許可が決定されることがあります。

嘘をついて借り入れする▶裁量免責により免責許可
返済能力がないにも関わらず、名前や職業を偽り消費者金融から新たに借り入れしたケースでは、詐術の程度が軽いとなり、裁量免責が認められることもあります。

ギャンブルで借金まみれ▶裁量免責により免責許可
パチスロ、競馬、競艇などのギャンブルによって1000万円の借金を背負い自己破産に至ったケースでも、破産者が反省の姿勢が強く、生活を見直す努力が見られたために裁量免責が認められることも。

飲酒と競輪によって借金が返せなくなった▶裁量免責により免責許可
生活保護受給者が、ギャンブルによって借金が返せなくなったケースであっても、就労できる見込みがないことから、裁量免責が認められたことがあります。



驚くべきことに、東京地方裁判所の自己破産手続きでは、免責不許可決定が出るのは約1万件中毎年10件前後で、その割合は多いときでも0.2%程度、つまり約99.8%は免責許可が下りていることになります。

破産をするなら弁護士に相談しよう

破産手続きは複雑で、必要な書類ややるべきことがたくさんあります。破産すると決めたら、専門家に依頼した方が手続きもスムーズに進められるので、まずは弁護士に相談してみましょう。

たとえギャンブルで作った借金であっても、弁護士のアドバイスを聞いて更生すれば、借金が免責になる可能性は高いです。
破産にはリスクもありますが、今現在借金の返済に苦しんでいるのなら検討する必要があるといえます。
自分にとって一番良い方法を選択するためにも、専門家に意見を求めることをおすすめします。

結論、ギャンブルの自己破産はほぼ認められる

ギャンブルの自己破産、ほぼ認められているんですね!
自分で作った借金なのに免除されるなんて日本は優しい国ですね!本当に!弁護士に依頼すれば、自分でやらなきゃいけないことも最低限になるって、やらなきゃ損な気が…
結論、ギャンブルでの借金でも自己破産は出来る可能性が高いです。しかし、そのためには、 ・ギャンブルでの借金を反省すること ・自己破産を迷ったら弁護士に相談すること ・自己破産をお願いする弁護士などに借金の理由を正直に打ち明けること この3点がとても重要です。

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