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労働の用語解説 残業 きちんと手当を受け取っている?深夜残業の定義とは

深夜残業は体に負荷がかかりますが、その分だけ多くの手当てがもらえます。 しかし、法的には深夜とは何時から何時までを指すのか、支払われている賃金は労働基準法で定められた金額を満たしているかどうかまで気にしている人は少ないのではないでしょうか。 深夜残業について正しく理解して自分の権利や健康を守るのは大切なことです。 そこで、深夜残業が多い業界をご紹介したうえで、深夜残業の定義や深夜残業をした場合の手当の計算方法などについてお伝えします。

誤解されている部分も!深夜残業の定義

企業が従業員に残業をさせる場合は、通常の賃金に加えて割増賃金を支払う義務があります。 残業とは、企業が定めた所定内労働時間を超えて働くことをいいます。 たとえば、所定内労働時間8時間の場合に10時間働くと2時間残業したことになります。 また、深夜に労働させる場合には通常の時間外労働に対する割増に加えて深夜労働に対する割増も上乗せして賃金を支払うことになっています。 深夜の時間帯は通常の生活における睡眠時間にあたります。 その時間帯に働くのは体への負荷も大きく大変ですので割増賃金を支払うことになっているのです。 残業時間や深夜労働については労働基準法に定めがありますが、深夜労働の時間帯について誤解している人もいます。 深夜というと夜中の12時以降の残業と考えがちですが、労働基準法では午後10時から午前5時までの時間帯に労働することを深夜労働と位置付けています。 この時間帯に残業すると所定外労働に深夜労働が加わり深夜残業になります。 所定内労働時間の終了時刻が午後9時でそこから2時間残業した場合は、午後9時から10時までの1時間は通常の残業、午後10時から11時までが深夜残業です。

深夜残業の手当を計算してみよう

深夜残業をする機会が多い人は、自分で深夜残業手当を計算できるようにしておくことも大切でしょう。 企業から支給される賃金は労働基準法の規定が同じかそれ以上の金額が支払われているはずです。 しかし、計算ミスをしている可能性がありますし、企業が労働基準法の規定を知らない、もしくは知っていても無視するケースもゼロとは言い切れません。 自分で自分を守るためにも割増賃金の計算をできるようにしておきましょう。 労働基準法では時間外労働をした場合、最低でも通常の賃金の1.25倍の割増賃金を支払うことを企業に義務付けています。 これが通常の残業手当にあたります。 さらに、その残業時間帯が深夜である午後10時から午前5時にかかっている場合は、深夜の労働時間について通常の残業時間に対する手当に加えて深夜労働に対する分として、通常の賃金の1.25倍を支払うことが義務付けられています。 つまり、深夜残業の場合は最低でも1.5倍の賃金を受け取る権利があるということです。 深夜残業をした場合は正しく賃金が支払われているか自らチェックしてみましょう。

深夜残業が多い業種とは

深夜の残業が多い業種で働いている場合は、深夜残業の定義や金額算定方法をしっかり理解しておく必要があります。 深夜残業が多い業種としては、主に4つあげられます。 1つ目がIT業界です。 急激に成長しているスタートアップ企業や中小企業が多いという特徴がある業界で、仕事量が多く人手不足になることが多いといわれています。 1人にかかる仕事の負担も大きくなり深夜残業が増える傾向があります。 2つ目は接客業です。 小売業やサービス業などで接客を担当している人はお客様の都合に合わせて仕事をせざるを得ないことが多いです。 クレームなどが入ればほかにやるべき仕事が残っていてもクレーム処理を優先しなければならないこともあるでしょう。 事務作業などを夜中までかかって終えることも珍しくなく深夜残業が増えやすい業種です。 3つ目は飲食店です。 営業時間が深夜まで及ぶ飲食店などで働く場合は、閉店作業まで含めると毎日のように深夜残業になる可能性があります。 4つ目はマスメディアや広告業界です。 クライアントからの厳しい納期要求に応えるために深夜残業になることも多い業種だといわれています。

深夜残業が辛い… 対処法はないの?

深夜残業をする場合、正当な残業代をしっかりもらうことが大切です。 さらに、深夜残業が続く場合は自分自身の肉体的・精神的な健康状態にも気を配ることが重要です。 企業は従業員の健康を守る義務があり、休日や休暇などの制度を整えているはずです。 それでも健康状態は一人ひとり違いますので、まずは自分で自分を管理するように心がけましょう。 深夜残業は手当がつきやすく高額な割増賃金がもらえますので収入確保のために深夜残業を続けている人もいるかもしれません。 しかし、辛く感じる深夜残業が常態化すると知らないあいだに体だけでなく精神的な健康を損なう可能性もあります。 また、深夜残業が常態化していても企業が違法な労働環境を黙認している場合もあります。 深夜残業が続かないようにするために、朝早く仕事を始めたり段取りを考えて効率的に仕事を進めたりするなどの対策をとることも大切です。 深夜残業が辛く感じる場合は、まず自分の考えや行動を見直してみることから始めてみることをおすすめします。

深夜残業には割増賃金が支給される

IT業界や接客業界、飲食店業界、広告業界などは深夜残業が多い業界として知られています。 そういった業界で働く場合は深夜残業に関する基本的な知識を正しく理解しておくことが大切です。 深夜時間帯は午後10時から午前5時で、そのあいだに残業した場合は少なくとも通常賃金の1.5倍に相当する手当が支給されることになっています。 計算方法を理解して正しく賃金が支払われているかどうかをチェックしましょう。 また、深夜労働が常態化している企業は違法性が疑われる可能性もあります。 深夜残業がつらく感じたら、早朝に仕事をするなど仕事のやり方を工夫して健康にも気を使うようにすることが大切です。

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