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離婚問題の用語解説 不倫 行き過ぎた恋愛… 不倫で慰謝料請求された!どうすればいいの?(漫画付き)

許されないことだと頭で分かっていても、はまってしまうのが不倫です。奥さんよりも先に出会えていたらと考えてしまうこともあるでしょう。でも、もしも既婚者ってことを知らなかったら?それでも慰謝料って払わないといけないの?恋愛感情は理性ではコントロールできないこともよくあり、葛藤はつきものです。そんな時に不倫相手の奥さんから慰謝料請求の内容証明郵便が送られてきたらどんなにショッキングなことでしょう。しかし、慌ててはいけません。ばれてしまった以上、腹をくくって慎重に行動することが大切です。ここでは、そんな時の対処法について詳しくご紹介します。

突然届いた内容証明郵便!放置してはいけない

内容証明郵便とは、郵便の内容を郵便局が証明する書類です。独特の威圧感がある穏やかでない文面に、熱くなった頭も一瞬で冷める心地がすることでしょう。
ただの個人的な自由恋愛、男女関係と思っていたことが、急に法的責任を問われる問題に発展するため、大変な精神的プレッシャーにさらされます。
しかし、感情のままに相手の自宅に乗り込んで行って暴れたり、不倫相手の会社にばらしたりするのはやめましょう。場合によっては新たな刑罰の対象になることもあるからです。

また、何の準備もないまま話し合いを持とうとするのも危険です。録音や録画などをされてしまうと、いらぬ証拠を相手側に提供することにもなりかねません。
だからと言って、すぐにお金を支払うのも考えものです。慰謝料の支払いにあたっては、正式な書面を作ってから行うのが望ましいでしょう。
こうすることで、後から追加で請求されるリスクを避けることができます。内容証明郵便は不倫の時効を一時ストップする効果があり、奥さんが自分で作成した場合と弁護士が介入している場合が考えられます。
後者の場合は奥さんがお金を払ってでも問題を解決したいと考えていることになり、法的問題に発展するのは避けられないでしょう。
全く不倫の事実がない場合には放置することも選択肢の1つですが、身に覚えのある場合は無視しても良いことはありません。調停や裁判に発展した場合、反省しているかどうか、誠実に対処したかどうかといった態度の問題も、慰謝料の金額を決める要因になってくるためです。
法律家が絡んでいないのなら誠心誠意あやまって示談に持ち込む方法もありますが、弁護士に依頼するのが最も確実な方法です。
証拠があると思われる場合は有責となる確率が高く、覚悟を決めてお金を用立てる準備を始めましょう。

意外と安い?不倫の慰謝料の相場

不倫の慰謝料の金額を決めるのにテンプレートはありません。多数の要因が考慮されるためケースによってさまざまで、一律にこれくらいということはできません。
不倫の慰謝料は民法709条がその根拠とされ「精神的苦痛に対する損害賠償金」という扱いになります。精神的苦痛を推し量る指標の1つが、婚姻関係が受けた被害の大きさです。
不倫が原因で離婚した場合は、それだけ精神的苦痛が大きかったとみなされ、慰謝料は高額になる傾向があります。
不倫後も婚姻関係が継続しているなら、その程度のダメージと考えられて慰謝料は安くなるのです。
あくまでも目安ですが、一般に不倫発覚後も婚姻関係が続いている場合は、慰謝料は50〜100万円程度になります。別居した場合は100〜200万円程度で、離婚に至った場合は200〜300万円ほどになると考えて良いでしょう。
これらの金額を安いと感じるかそうでないかは人それぞれですが、単なる遊びのつもりだったなら代償は大きいと言えるでしょう。
逆に不倫相手と一緒になれるならお金を払ってもよいと考える人もいるかもしれません。ただし、不倫という禁じられた恋愛だからこそ燃え上がるというのもよくあることです。
大金を払って結婚したけれど、すぐに破綻するというリスクも小さくないことを知っておきましょう。

大きすぎる代償!?不倫の慰謝料が高額になったケース

不倫の慰謝料の金額は、多くの要因を総合的に判断して決められます。婚姻関係が受けた被害の大きさの他にも、不倫の期間と頻度、精神的ダメージの大きさ、不倫前の夫婦関係の状況などが考慮されます。
不倫前にすでに夫婦関係が破たんしていた場合は、不法行為の責任は問われません。不倫相手の社会的地位が高かったり、資産が多かったりすると慰謝料が高額になる傾向があります。
また、不倫している2人の年の差が大きいケースでは力関係があったとみなされて慰謝料が高くなるでしょう。
積極的に夫婦関係を壊そうと画策していた事実や、反省がみられない態度、不倫を認めずうそをつくことも慰謝料増額の要因にあたります。
不倫を主導していた側は責任が重くなります。
すでに同棲している場合や不倫相手の子どもを妊娠・出産した事実がある場合は、奥さんのダメージが深刻だとみなされるため慰謝料が高額になるのは避けられません。

既婚者だとは知らなかった!不倫の慰謝料は払わなくちゃダメなの?

不倫は立派な不法行為です。民法709条には故意や過失で他人の権利や利益を侵害した場合に損害賠償の責任を負うことが明記されています。
不倫による精神的苦痛に対して、奥さんが慰謝料を請求するのは正当な行為なのです。不倫の事実があるなら、潔く認めて謝罪し慰謝料を支払うしか方法がありません。
支払いを拒んだりうそをついたりしても、慰謝料の額が上がるだけで少しも得になることはないのです。
不倫関係では、相手が既婚者だとは知らなかったということも珍しくありません。特に相手が単身赴任などで1人住まいをしている場合は、自宅を訪ねても結婚しているとすぐに気づかないことも多いものです。
男性が意図的に結婚を隠しているならなおさらです。出会い系サイトなどで知り合ったため、身元が分からないといったケースもあるでしょう。
相手が既婚者だと気づけないのが客観的に見て妥当だとみなされれば、不法行為の責任が問われることはありません。
したがって、慰謝料を支払う責任も発生しません。ただし、自分が気付かなかったと言い張っても、通常気づく状況だったと裁判所が判断するとこの限りではありません。
また、夫婦関係が続いているのにすでに破たんしたものと勘違いした場合も有責となることがあります。
客観的に見た状況が判断されるのであって、「本当に気づかなかったのかどうか」という点が問題にされるわけではないことに注意しましょう。

不倫が招くのは悲劇だけ…?

不倫相手の奥さんから内容証明郵便が届いたら、大変な精神的プレッシャーに見舞われることでしょう。不倫は紛れもない不法行為であり、不倫の事実があるなら慰謝料を支払う法的責任が発生します。
内容証明郵便を無視したり、拒否したりすることは少しの得にもなりません。すぐに弁護士に依頼するなどのアクションを起こしましょう。慰謝料の支払いに備える必要もあります。
慰謝料の金額は、不倫が原因で婚姻関係がどの程度破壊されたかでおおよその相場が決まってきます。
ただし、既婚者だと気づかなかったことが裁判所に認められれば、慰謝料を払う必要はありません。
不倫関係はプライベートな自由恋愛ではありません。他人の権利を侵害している不法行為です。不倫相手の奥さんに慰謝料を請求されたら、自分の責任をかみしめて冷静に対処することが大切です。
不倫の代償は大きく、自分に悲劇を招くかもしれない行為であることを胸に刻みましょう。

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