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判例要約
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勤務態度が悪かったら、懲戒解雇されてしまうのかな~?

ずばり! 懲戒解雇されてしまう

なぜ、懲戒解雇されてしまうのか?「街角相談所-法律-」
では、実際にあったお話しをもとに解りやすく解説します。

勤務態度が悪かったら、懲戒解雇されてしまうのか?

実際にあったお話し

太郎さんは,建設機械を取り扱っている街角会社に中途採用されました。
そして,太郎さんは街角会社の取締役に選ばれました。

太郎さんはとても仕事ができる人でした。
しかし,酒癖が悪く,酔っ払って仕事場に行ったり,仕事中に居眠りをしていました。太郎さんの勤務態度については,従業員や取引先からも苦情が寄せられていました。

ある日,取引先との打ち合わせがあるのに太郎さんは出勤せず,代表から連絡があっても結局欠勤してしまいました(以下,本件欠勤と言います)。
街角会社は,太郎さんの勤務態度が悪いことから,太郎さんを解雇しました。

そのため,太郎さんは解雇は不法行為に当たるとして,街角会社に対して損害賠償請求しました。

「勤務態度が悪かったら、懲戒解雇されてしまうのか?」の結果について

太郎さんの請求は認められず,お金を受け取ることはできなかった。

ポイント解説

(1)太郎さんに対する解雇は有効であるとされた。

⇒ 解雇は,客観的に合理的な理由と,社会通念上相当性を欠く場合には無効であるとされている。
今回の事件では,太郎さんは,取締役という地位にあるにもかかわらず,従業員からだけでなく取引先からも苦情が寄せられるほどであり,これは太郎さんの酒癖によるものであったのに,お酒を控えることはなかった。

また,本件欠勤も含めて,太郎さんの勤務態度は,職場の秩序を乱す程度のものであり,改善の余地も見られなかった。
そのため,本件解雇には合理的な理由があり,社会通念上相当であるから,無効であるとはいえず,太郎さんは損害賠償請求することができないとされた。




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この事例の投稿者

街角相談所 -法律- 編集部

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