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判例要約
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浮気した妻が勝手に子供を堕ろしたら、浮気相手と妻に慰謝料請求をできるのかな~?

ずばり! 慰謝料請求できる

なぜ、慰謝料請求できるのか?「街角相談所-法律-」
では、実際にあったお話しをもとに解りやすく解説します。

浮気した妻が勝手に子供を堕ろしたら、浮気相手と妻に慰謝料請求をできるのか?

実際にあったお話し

花子さんと太郎さんが結婚してから4ヶ月ほどたったころに、花子さんは子供を身ごもったことが発覚しました。
本来喜ばしいことですが、実は花子さんは次郎さんと浮気しており、身ごもったのが太郎さんの子供なのか次郎さんの子供なのか、わからない状況になってしまいました。

出産を悩んでいることを次郎さんに相談すると、次郎さんが出産を強く反対し、太郎さんには黙って堕ろすように言われました。
しかし、花子さんは太郎さんには黙っておくことができず、子供を身ごもったことを相談した上で堕ろすことを決意しました。

太郎さんに子供を堕ろすことを次郎さん相談したことがバレてしまい、太郎さんの署名なしの同意書で偽って子供を堕ろす事になりました。
子供を堕ろしてからも、太郎さんと花子さんは、ともに生活していましたが、些細な口論などが原因となり、花子さんの提案により2ヶ月ほど別居生活を送りました。

別居中も花子さんの浮気は続いており、次郎さんから別れるように説得され続けていました。結局、別居解消後には花子さんの気持ちは太郎さんから離れてしまい、離婚を切り出しました。
不審に思った太郎さんが問いただすと、浮気をしていたことと、太郎さんの同意のない状態で、子供を堕ろしていることが発覚しました。

これに対して、浮気行為と堕ろした子供が太郎さんとの間の子供だった可能性を踏まえた精神的な苦痛について、花子さんと次郎さんに慰謝料6,400万円を請求しました。

補足―
太郎さんの署名なしに、花子さんの意思だけで子供を堕ろすことは法律で禁じられています。

「浮気した妻が勝手に子供を堕ろしたら、浮気相手と妻に慰謝料請求をできるのか?」の結果について

子供を堕ろしたことについては慰謝料請求はできなかった。
しかし、浮気行為が太郎さん与えた精神的苦痛として慰謝料200万円を請求できる。

ポイント解説

(1)子供を堕ろす際の署名の有無による精神的な苦痛は関係ないと判断された

⇒ 子供を堕ろす際に、太郎さんの署名が必要なものを偽っていたものの、一度は相談の上で太郎さんも了承していたことから、仮に同意書に署名を求められていたとしても記入を拒否していたことは考えにくいとして慰謝料請求は認められていないと判断された。

(2)浮気による精神的な苦痛について慰謝料請求は妥当と判断された

⇒ 次郎さんとの不倫や,花子さんから別居や離婚を切り出していることが、夫婦関係の破綻の原因がとなっていることを考えると太郎さんに対して慰謝料200万円が妥当と判断された。

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この事例の投稿者

街角相談所 -法律- 編集部

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