1. 街角相談所 -法律 - TOP>
  2. その他の事例一覧>
  3. 犯罪・刑事事件>
  4. 危険な運転に同意して同乗した人を事故で死・・
判例要約
rissuru

危険な運転に同意して同乗した人を事故で死亡させたら、業務上過失致死罪になるのかな~?

ずばり! 業務上過失致死罪にならない

なぜ、業務上過失致死罪にならないのか?「街角相談所-法律-」
では、実際にあったお話しをもとに解りやすく解説します。

危険な運転に同意して同乗した人を事故で死亡させたら、業務上過失致死罪になるのか?

実際にあったお話し

太郎さんは舗装されていない道路を自動車で走行して所要時間を競うダートトライアルという競技の初心者でした。

7年程度の競技歴を有する一郎さんから、ダートトライアルの指導を受けていました。

ある日、太郎さんは一郎さんを乗せて、ダートトライアルの練習をしていました。

走行中急な下り坂カーブにさしかかる際に一郎さんから「ブレーキ踏んで。スピード落として」と言われました。

しかし、太郎さんはカーブを曲がり切れず、車を柵に激突させました。

この事故によって、一郎さんは死亡してしまいました。

その後、太郎さんは業務上過失致死罪で起訴されてしまいました。

これに対して、太郎さんの弁護人は「一郎さんは事故で死亡する可能性があることを認識したうえで、これに同意して車に同乗していたのだから、太郎さんに業務上過失致死罪は成立しない」と主張しました。

「危険な運転に同意して同乗した人を事故で死亡させたら、業務上過失致死罪になるのか?」の結果について

太郎さんの主張は認められ、太郎さんの行為には業務上過失致死罪が成立しないとされた。

ポイント解説

(1)被害者が危険を引き受けていた場合、発生した結果について犯罪は成立しないと判断された。

⇒ 被害者が犯罪行為に同意していた場合、原則として犯罪は成立しない。

また、被害者が結果は発生しないだろうと思いつつも、自らをその危険にさらし、結果が発生した場合にも原則として犯罪は成立しない。

今回の事件では、一郎さんはダートトライアルの上級者であり、初心者である太郎さんの運転により事故が発生し、自分が死亡することも予見できた。

それにもかかわらず、危険を引き受けて車に同乗していることから、これによって一郎さんが死亡するという事故が発生しても、太郎さんに業務上過失致死罪は成立しないと判断された。

犯罪・刑事事件の解決事例の関連記事はこちら

DV PTSD いじめ ごみ わいせつ アスペルガー障害 ストーカー セクハラ パブリシティ権 プライバシー ポスティング 万引き 不正使用 不法侵入 事業団体 代理出産 代表取締役職務代行者 仮処分 仮装払い込み 会社法 侮辱罪 保護責任者遺棄罪 保護責任者遺棄致死罪 保険金 借金 偽装心中 傷害 傷害罪 傷害致死罪 児童ポルノ公然陳列罪 児童福祉法 出訴期間 刃物不法携帯罪 利益供与 前歴 前科 医療法 占有離脱物横領罪 取締役 受験 合併 同意殺人罪 名誉毀損 器物損壊罪 国家賠償法 執行停止 夫婦別姓制度 威力業務妨害罪 家庭内別居 専務取締役 少年院 建造物侵入罪 弁済 強制わいせつ罪 強制捜査 強盗殺人罪 強盗罪 強盗致死罪 強要罪 心中 慰謝料 憲法 憲法違反 懲役 成年後見人 手形 損害賠償 放火 教員 暴力 暴行罪 暴言 未成年 未成年略取罪 校則 株主総会 株券 株式 株式会社 業務上過失致傷罪 業務上過失致死罪 横領 正当防衛 武器 死亡 死刑 殺人未遂 殺人罪 殺害 泥酔 準共有 準強かん罪 準強制わいせつ罪 無期懲役 特別養子縁組 犯罪 独占禁止法 現行犯逮捕 瑕疵 痴漢 盗聴 監督 監禁 監禁致傷罪 監視 相続 示談 社員権 窃盗 精神障害 組戻し 結婚略取 肖像権 脅迫 自己破産 著作権 表見取締役 裁判 裁判長 覚せい剤 親族相盗例 解任 記事 詐欺 認知症 誘拐 誤振り込み 説明義務 警察 返済 迷惑行為 追死 退学 逮捕 週刊誌 進学 道路交通取締法 適応障害 部活 銀行 錯誤 離婚 非行 預金 養子縁組 騒音

この事例の投稿者

街角相談所 -法律- 編集部

街角相談所 -法律-

編集部

借金を減らしたい

人気検索キーワード