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判例要約
rissuru

自分の債務が別の債務者に移ったら、効力はあるのかな~?

ずばり! 効力はある

なぜ、効力はあるのか?「街角相談所-法律-」
では、実際にあったお話しをもとに解りやすく解説します。

自分の債務が別の債務者に移ったら、効力はあるのか?

実際にあった債務者の債務が変わった債権回収の話

太郎さんは新居を建てようと思い、街角建築会社と住宅の請負契約を締結しました。

街角建築は、建設途中でお金の支払いが必要になったため、工事完成時に支払われる金額の一部を花子さんに渡しました。
太郎さんはこのお金に関して「いいですよ。かまいません」と特別反論もなく承諾していました。
もちろん、花子さんは譲り受けた債権が未完成部分にかかる請負代金債権であることを知っていました。

その後、街角建築は新居を完成させたとしても、手元にお金が入るわけではないため、やる気を失ってしまいました。
結局、工事を途中で放置してしまい、太郎さんは街角建築との請負契約を解除することになりました。

しかし、花子さんは工事を中断したことは関係ないと主張して、太郎さんに新居に関する譲り受けた請負代金の全額の支払いを請求しました。

「自分の債務が別の債務者に移ったら、効力はあるのか?」の結果について

花子さんは、太郎さんから請負代金の支払いを受けることはできない。

ポイント解説

(1)請負契約の性質

⇒ 請負契約は、報酬の支払いと仕事の完成が対価関係に立つ諾成契約(書面が必要でない契約)、双務契約(債権者・債務者ともになんらかの義務を負っている契約)であって、請負人の有する報酬請求権はその仕事の完成引き渡しと同時にされるものである。
また、仕事の完成がなされない場合の解除により消滅するものである。もっとも、その報酬債権が譲渡され対抗関係を備えたあとに請負契約が解除された場合であっても、反対給付義務が債権譲渡前に発生している以上、債権譲渡時にすでに契約解除が生ずる原因が存在していたといえる。

(2)異議なき承諾

⇒ 債務者は、債権譲渡について異議なき承諾をすれば、契約解除をもって報酬債権の譲受人に対抗することができない。
しかし、譲受人が未完成部分に関する債権であることを知っていれば、譲受人にも契約の解除を、異議なき承諾のあとでも対抗することができる。
異議なき承諾が抗弁喪失の効果を有するのは、債権譲受人の保護のためであるところ、悪意(ある事情を知っていること)の譲受人にはこのような保護は不要である。

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この事例の投稿者

街角相談所 -法律- 編集部

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