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判例要約
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別件で代理権を持っていた人が契約したら契約は有効なのかな~?

ずばり! 契約は無効になる

なぜ、契約は無効になるのか?「街角相談所-法律-」
では、実際にあったお話しをもとに解りやすく解説します。

別件で代理権を持っていた人が契約したら契約は有効なのか?

実際にあったお話し

第一会社と田中会社は第一会社が売主、田中会社が買主となってモーター販売を行っていました。
この取引を始めて間もなく第一会社は田中会社の資力に不安を感じ始めました。

そこで、第一会社は田中会社の代表取締役である豊さんに父親の保証を求めました。
しかし、豊さんはこれは難しいと述べ、妻の父親である太郎さんの保証なら可能であると提案してきました。

これに第一会社は了承し、豊さんが太郎さんの代理人となって、太郎さんの実印で第一会社との保証契約が締結されるに至りました。
しかし、実際は豊さんに保証契約締結についての代理権は与えられておらず、別件での代理権を与えられていたにすぎませんでした。

その後、田中会社は倒産したので第一会社は太郎さんに保証債務の履行を求めるために訴えを起こしました。

これに対して、太郎さんは「田中会社には豊さんが保証契約の代理権を有していたことを信じる正当な理由がないのであるから、民法110条を適用することはできず、表見代理は成立しないのであるから、田中会社による本件請求は認められない」と反論しました。
このような反論は認められるのでしょうか?

「別件で代理権を持っていた人が契約したら契約は有効なのか?」の結果について

第一会社の請求は認められない。

ポイント解説

(1)本人の実印を代理人が所持していたことが正当理由を基礎づけるか。

⇒ 実印、および印鑑証明書は日常取引において行為者の意思確認の手段として重要な機能を果たしていることから、特段の事情なき限り本件においては110条の正当理由が認められることとなる。
しかし、本件においての保証債務の責任は重く、そのような状況であるにもかかわらず、第一会社は太郎が本件実印を自ら約定書に記名押印するのを現認していないことから特段の事情が認められるというべきである。
したがって、民法110条の正当理由は認められず、第一会社による請求は認められないとされた。

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街角相談所 -法律- 編集部

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